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2019.05.11

女子球児の星 クラーク記念国際 小野寺佳奈

  • 高校野球

昨夏の選手権大会において1、2回戦を投げきり、1年生だけのチームをベスト8に導いた小野寺佳奈選手。中学時代は女子軟式野球学生選手権で、投手として全国優勝を果たしたことがある実力者です。最速120キロの豪腕にして、打順は3番。将来が楽しみな小野寺選手の素顔に迫りました。

 

小野寺 佳奈(おのでら かな)

2002年5月12 日生まれ、宮城県七ヶ浜町出身。 160cm。投手。兄が出場している野球を見に行って、小学2年生から野球を始める。中学時代は地元クラブチーム「宮城デイジーズ」に所属。第 15回全日本女子軟式野球学生選手権中高生の部において、エースとして登板し同チームを初優勝に導いた。高校入学と同時に同校女子野球部に入部し硬式野球を始める。

 

野球を始めたきっかけは?

「野球を始めたのは、お兄ちゃんの影響です。小学2年生のとき、お兄ちゃんが出場する少年野球を見に行って、同年代の子たちと一緒にキャッチボールなどをして遊んでいました。野球をしているお兄ちゃんの姿を見て『かっこいいなぁ。私もあんな風になりたいなぁ』って思っていたとき、監督さんから誘われて野球を始めました」

 

男子の中で野球をやっていて、大変ではなかったですか?

「私が入ったときにはすでにクラブで頑張っていた女子の先輩がいたので、さほど違和感もなく自然に溶け込むことができました。そのおかげで、楽しくプレーできました。少年野球時代のポジションはショートです。中学生になってからは、学校の野球部と『宮城デイジーズ』という宮城県東松島市にある女子の軟式野球チームに所属していま した。そこではピッチャーをしていて、中学3年生のときには全日本女子軟式 野球学生選手権に初出場できました。東京の城南鵬翔クラブと決勝で対戦し、2対1で優勝。苦しい場面もあったけど、全国大会で優勝することができて、とてもうれしかったです」

 

これまで、野球をやめたいと思ったことはありますか?

「いいえ、辛いと思ったこと、辞めたいと思ったことは一度もありません。むしろ、大好きな野球をやりたくてやりたくてしょうがないという気持ちのほうが強いですね。今は、野球以外のことは考えられないです」

自分をどのようなプレーヤーだと思いますか?

「自分で言うのも恥ずかしいのですが、メンタル面は強いほうだと思います。というか、負けず嫌いなのかな。3番打者なので、自ら結果を出してチームを引っ張っていける選手になりたいと思っています。得意な球筋はストレートです。昨年のユース大会で、120キロのスピードが出ていることを後で知って、自分でも驚きました。そのときの試合は負けていたので、とにかく投げることに精一杯で確認してる余裕はなかったんですけど(笑)」

 

 

これまで、野球をやってきてよかったことは?

まず、小学2年生から高校1年の現在までの通算8年間、大好きな野球を続けてこられてよかったと思っています。それから、やっぱり中学生のときに全日本女子軟式野球学生選手権で優勝投手になれたこと。そして、昨年の全国大会で2試合を完投することができたことですね」

 

野球を通して学んだことは?

石田隆司監督、広瀬公寿ヘッドコーチは、楽天野球団からいらっしゃった方々で、プロ野球を経験されている方にご指導いただく機会を得たことはとてもラッキーだし光栄に思います。そして、技術面だけでなく野球に向き合う姿勢や挨拶、礼儀といった人間性の面も学ぶことができて、とても感謝しています」

 

好きな言葉はありますか?

「中学3年生になるとき、野球を指導していただいた先生から贈られた『眺望絶佳』という言葉です。意味としては、見晴らしがとてもすばらしいというような意味なのですが、『プロを目指して頑張れ』と言われていたので、プロの 選手になって普通の人では滅多に見ることのできないすばらしい世界を見てこい、という意味なのかなと思っています」

 

今後の抱負を教えてください。

「まずは全国制覇すること。それから、社会人チームやプロ野球チームも出場 して女子野球の日本一を決めるジャパンカップに出場して、プロ野球チームに勝つことが目標です。個人的には、プロの選手を目指しているので、最速ピッチャーとして活躍できたらいいなと思います」

 

 

 

 

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