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2019.05.10

女子球児の星 京都外大西 村田凪佐×鈴木紗英

  • 高校生

京都外大西の投打の軸として活躍しているのが、鈴木妙英さんと村田凪佐さんです。鈴木さんは最速 123キロのストレートを武器に中学時代から注目を集めている本格派右腕。長打力が光る村田さんは昨年、最年少の 16 歳で侍ジャパン女子代表の候補に選出。女子高校野球界を代表する 2人に、これまでの野球人生や今後の目標などについて語ってもらいました。 

 

—–2人が野球を始めたきっかけはなんですか

鈴木  もともと兄が野球をやっていました。兄と一緒にキャッチボールをす るようになって、自分も野球チームに入りました。 

 

村田  私も兄がやっていたのがきっかけです。兄の友だちの弟が私と同い年 で、その子が野球チームに入ったので、私も入りたくなって野球を始めました。 

 

—–2人ともお兄さんがきっかけなんですね。2人が野球を始めたとき、チームには他にも女子選手はいました

 

鈴木・村田 いなかったです。

 

—–男子ばかりの中で野球をやるのはどうでしたか

鈴木  周りの男の子が、みんな他の子と変わらないように接してくれていました。そのおかげで、一緒に楽しくや ることができました。 

 

村田  私も似たような感じです 。

 

—–鈴木さんが静岡県出身、村田さんが福井県出身。2人とも地元は京都ではないですが、京都外大西に入学した理由を教えてもらえますか

 

村田  私はお母さんの実家が京都に あったのが1つの理由です。ちょっと寮生活をするのが不安だったので…。 今は母が京都に来てくれて、一緒に住んでいます。 

 

鈴木  私の場合は静岡の高校に女子野球部がなくて、野球を続けるには関東に行くか関西に行くかのどちらかでし た。自分でいろいろ調べてみて、関西 のほうがリーグ戦などがたくさんあったのでいいなと思って選びました。それと、京都外大西は寮生活でも自由な 感じがしたのが魅力でした。

 

—–実際の寮生活はどうですか

鈴木  すごく楽しいです!

 

—–鈴木さんは投手、村田さんは野手とポジションは違いますが、2人はお互いにとってどんな存在ですか

 

鈴木  練習では、いつも「凪佐に打たれないように」と思ってやっています。 打たれたら悔しくて、「次の打席は抑えてやる!」と思うので、すごく刺激になる存在です。 

 

村田  妙英はすごく頼りになる最高の仲間です。「妙英がいないと勝てない」 と思うような存在ですけど、「妙英には負けたくない!」という思いもあります。 

 

—–村田さんは昨年、最年少で侍ジャ パン女子代表の候補にも選ばれました ね。日本トップレベルの選手と練習してみてどうでしたか

 

村田 全員が先輩方で、その中にはプロの方々もいて、全員すごいと思いました。そんな中でやらせてもらって、 自分に足りない部分を見つけることができたのがいい経験になりました。

 

—–どういうところが勉強になりま したか?

村田 プロのバッティングを間近で見 ることができたことです。プロの方は コースによって打ち分けていたり、場面に応じたバッティングができていました。 

 

—–京都外大西はどんなチームです

鈴木 みんなで1つの目標に向かって いこうという気持ちが、どこよりも強いと思います。 

 

村田 1人ひとり持っているものは違いますが、走ることも打つこともどこにも負けないようにしようと、みんなで高めあっていけるチームです。

 

 


—–昨年を振り返ってみると、どん1年でしたか

鈴木  昨年は、自分の中ではユース大会でベストなピッチングができたかなと思っています。でも、そこからうま く伸びることができませんでした。今年の夏が最後になるので、夏に向けて状態を上げていけるようにしたいです。

 

村田 昨年の夏の大会ではいいところで打てず、チームも勝てなくて悔しい思いをしました。今年は自分が打って、 チームを勝たせられるようにしっかりやっていきたいと思います。 

 

—–鈴木さんは中学時代、男子部員もいる中でエースになったそうですね。エースになるために、これまで頑張ってきたことはなんでしょう?

 

鈴木 中学生のときは父が一緒に練習してくれることが多かったので、父のおかげで頑張れたと思います。キャッチボールをしてくれたり、一緒に走っ てくれたり…。ほかにも、駐輪場の屋根の淵を使って懸垂などをしていました。

 

—–2人がそれぞれ自信のあるところはどこですか

村田 飛距離は誰にも負けたくないです。 

 

鈴木 ストレートで押していくピッチングが私の特徴だと思います。 

 

—–今後の野球人生での目標を教えてください。 

鈴木 大学に行って日本代表に入って、最後はプロになりたいと思っています。


村田 私も一緒です!(笑) 

 

—–2人が目標にしている選手はいますか

村田 私は女子プロ野球選手だと中田友実選手で、男子だったら大河選手 (DeNA)です。中田さんは代表合宿のときにバッティングを間近で見させてもらって、すごいなと思いました。 大河選手は全てがお手本のような感じです。 

 

鈴木 今年から女子プロ野球入りする坂原愛海さん(京都両洋)です。坂原さんは夏の大会で対戦したことがあるんですが、打席に立ったときにストレートでも空振りするくらい球が伸びていて驚きました。私もあんな球を投げられるようになりたいです。男子だと柳裕也選手(中日)が目標で、中学生のときにキャッチボールをしてカーブを教えてもらったことがあります。 私も柳選手のようなカーブを投げられ るようになりたいと思いました。

 

—–今年は高校最後の1年ですが、ラストイヤーへの意気込みをお願いします!

鈴木 チームとしては、春夏連覇をしたいです。個人としては、完全試合ができるように頑張ります! 

 

村田 同じく春夏連覇が目標です。個人では自分のバッティングでチームを勝たせられるように頑張りたいと思います!

 

 

 

鈴木紗英(すずき たえ)

2001 年9月6日生まれ、静岡県静岡市出身。165cm。右投右打。小学3年生から長田野球スポーツ少年団で野球を始め、5年生から投手。長田西中 では軟式野球部に所属し、最速 119キロの速球を武器に男子もいる中でエースの座を掴んだ。現在の最速は 123 キロ。家族構成は両親と兄、姉、弟。 

 

 

 

 

 

 

村田凪沙(むらた なぎさ)

2001 年 10 月2日生まれ。福井県福井市出身。166cm。右投左打。小学1年 生の冬から和田レッズで野球を始める。成和中では軟式野球部に所属しながら軟式クラブチームの福井ダイヤモンドガールズでプレー。昨年は自慢の打撃を評価され、第8回 WBSC 女子野球ワールドカップの日本代表候補に最年少の 16 歳で選出された。家族構成は両親と兄。 

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